皮膚科

診療科概要

皮膚科では、皮膚科一般、特に近年増加傾向にあるアトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎などの原因や生活指導を含む治療に力を入れています。丁寧な診療と適切な検査で症状の原因究明を行い、医学的根拠に基づいた治療を安全に提供するよう心がけております。

2022年度からは、分子標的薬使用承認施設となりました。アトピー性皮膚炎や円形脱毛症の使用症例が増え、患者さんの満足度が高く、良好な結果が得られています。乾癬治療においては、早期の治療開始で心血管イベントのリスクを低減できる可能性があり、他診療科と連携しながら、生物学的製剤を積極的に使用して治療を行っています。

主な対象疾患

• 帯状疱疹及び単純疱疹
• アトピー性皮膚炎
• 尋常性乾癬
• 薬疹
• 円形脱毛症
• かぶれ
• 梅毒
• 湿疹
• じんましん
• ニキビ
• たこ・魚の目
• いぼ
• 皮膚がん
など

検査・治療

診療体制

日本皮膚科学会皮膚科専門医1名を含む2名体制で、平日午前中に外来診療を行い、午後は手術や入院患者さんの処置を行っています。

診療方針

• 丁寧で分かりやすい説明と、親切で心のこもった医療サービスを心がけています。
• 効果の高い治療方法を選択し、症状の早期回復を目指します。
• スキンケアを含む生活指導や外用指導に力を入れています。
• 個々の患者さんのQOL（quality of life：生活の質）に配慮した治療を行っています。

指定・認定施設

• 分子標的薬使用承認施設
• 静脈圧迫処置認定施設

メッセージ

皮膚疾患は、命にかかわることは少なくても「外から見える」ため、患者さんの抱えるストレスは非常に大きいといわれています。また世間には、病気や治療に関する様々な情報が飛び交っており、どの情報を選択するべきか判断が難しいこともあると思います。
当科では、患者さんのお悩みに寄り添いながら、医学的知識に基づいた治療を提供していきます。お気軽に、ご相談ください。

ご来院の患者さんへ

• 平日11:00までに外来受付にお越しいただき、受診をお願いします。
  （紹介状は必須ではありませんが、ご紹介がない場合は、診察料とは別に選定療養費が発生します。）
• 予約患者さんが優先となりますので、かかりつけの患者さんは事前のご予約をおすすめします。
• 初診の患者さんは、紹介元の病院・クリニック等を通して地域医療連携室にご連絡ください。