センター概要

医療的ケア児を中心とした多職種によるチーム医療を提供すべく、2022年4月より運用を開始しました。NICU入院中から退院後外来診療まで継続した関わりを行い、切れ目のない支援を目標としています。

病院内での取り組みとして、(1)退院予定や外来フォロー中の医療的ケア児にかかわる可能性のある病棟、外来スタッフ、多職種間での情報の共有(2)レスパイト入院の運用の調整や準備、(3)退院支援マニュアルの整備、改定、(4)医療的ケア児の家族への指導を病棟間で統一するための(吸引や注入などの)手技指導のマニュアル作りや改定、(5)退院前、退院後訪問の実際や有用性に関する報告、(6)対象児のデーターベースづくりなどを行っています。

センターの取り組み

医療的ケア児とその家族を多方面からサポートします。在宅人工呼吸器、在宅酸素や経管栄養などの医療的ケアが必要なお子さんとそのご家族に対して以下のような支援を行っています。

相談

小児の在宅医療に関するご相談を受け付けています。ご相談内容に応じて関係機関と連携し、情報提供やアドバイスを行っています。ご不安なことがありましたら、まずはお気軽にセンター窓口へご相談ください。

在宅支援

ご自宅での医療的ケアの手技習得のための支援などを行っています。また、医療的ケアが必要なお子さんやご家族が安心して過ごせるように訪問看護ステーションや行政機関、学校などと連携し、各ご家庭に合わせた調整やサポートを行います。

レスパイト入院

レスパイト(respite)とは、「休息」「息抜き」という意味で、レスパイト入院とは地域で在宅医療を受けているお子さんやそのご家族の休養を目的とした短期入院です。一時的に在宅での療養継続が困難になった場合に、入院の運用の調整や準備を行っています。

スタッフ

医療的ケア児サポートセンター長 渡辺 恭子

メンバー
地域医療連携室看護師、MSW
新生児病棟師長、小児科病棟師長、外来看護師長
臨床工学技士、理学療法士

認定・指定施設

2024年7月~ 福岡県小児等地域療育支援病院

ご相談窓口

医療的ケア児サポートセンター(地域医療連携室内)

ご利用時間
平日 8:30~17:15

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