ご挨拶

NHO 小倉医療センターの理念

“この街には、この病院があるから
住みたいと思われるような病院を目指します。”

基本方針

  • 一 人間性あふれる病院を創ります
  • 一 専門性・独創性を追求し、高度・良質な医療を提供します
  • 一 地域社会と密接な連携を通して、地域社会に貢献します
  • 一 効率性、経済性等を踏まえた病院運営を目指します

国立病院機構小倉医療センターのホームページをご覧いただきありがとうございます。

令和7(2025)年4月に院長を拝命いたしました吉里 俊幸と申します。私は、小倉北区(当時は小倉市)で生まれ、祇園太鼓を聞きながら小倉で育ちました。2024年当院に着任いたしましたが、それまでは九州大学病院およびその関連施設、福岡大学病院、久留米大学病院に在籍しておりました。

当院は、全国140施設を展開する国立病院機構の病院のひとつです。国立病院機構は、公共性が高く、かつ国が推進する政策医療を遂行する責務があります。その中で、周産期、小児医療、がん診療、精神疾患診療、糖尿病・内分泌代謝疾患、骨・運動器疾患の6つの領域を中心に診療を展開しています。

当院は、明治8(1875)年4月に小倉旧城内に小倉営所病院として開設され、令和7年で150周年を迎える歴史のある病院です。昭和24年5月、先の大戦の後、昭和天皇が九州行幸の最初の地として小倉に選ばれ、福岡県では唯一当院に来訪されました。

平成20(2008)年には、現在の小倉医療センターに名称を変更し、現在に至っています。地元の方々には小倉医療センターというより、国立病院と言った方が伝わりやすいようです。この節目の年に、職員一同、歴史と伝統をもつ国立病院機構の病院として仕事をすることの責務を心新たにしているところでございます。

「この街にはこの病院があるから住みたいと思われるような病院を目指します」というのが、当院の目標です。今後とも質の高い医療を地域の皆様に提供して参りたいと存じます。

小倉医療センターをどうぞ宜しくお願いいたします。

小倉医療センター 院長 吉里俊幸