開放型病床について
かかりつけ医と当院医師が共同で診療
開放型病床は、かかりつけ医の方と当院医師が共同で入院患者さんの診療に当たるシステムです。
開放型病床フロー
開放型病床のメリット
かかりつけ医の方が、開放型病床に入院された患者さんを適宜訪問し、院内主治医とともに診断・経過・治療方針等について十分討議・相談することによって、よりよい医療を患者さんに提供できます。
患者さんは、退院後もかかりつけ医に安心して受診することができ、「治療の一貫性と継続性」が実現できます。
「オープンシステム」と「セミオープンシステム」に分けられます。登録医の手続きが必要となります。
開放型病床の利用について
オープンシステム
かかりつけ医の方と当院主治医が共同で診療にあたります。
かかりつけ医の診療録の記載により「診療報酬加算」および「退院時共同指導加算」が発生いたします。
診療報酬(登録医)
当院にて入院患者に対して共同指導を行った場合 | |
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開放型病院共同指導料(1) | 350点(1日につき1回) |
その場合の再診料、外来診療料および往診料は別に算定できません。
当院にて入院患者に対して退院後の共同指導を行った場合 | |
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退院時共同指導管理料1(在宅療養支援診療所) | 1,500点(1入院につき1回) |
退院時共同指導管理料1(上記以外の場合) | 900点(1入院につき1回) |
セミオープンシステム
かかりつけ医による診療録の閲覧および主治医との情報交換等を目的としたシステムです。
かかりつけ医による診療録記載はなく、患者負担は発生しません。
関連書類