国立病院機構 小倉医療センター

骨 塩 定 量

骨塩定量

少量のX線を使用して、骨に含まれる
カルシウムなどのミネラル量(骨密度)を
測定する検査です。
骨塩定量検査は、骨密度が低下する病気である 骨粗鬆症 の診断に利用されています。

自身の骨密度を、同年代や若い人の平均骨密度と比較することで、骨粗鬆症の診断や骨折のリスクを評価することができます。

○骨粗鬆症とは・・・
骨の中にあるカルシウム量が減少することで、骨がもろくなり骨折を起こしやすくなる疾患です。
自覚症状が少ないため早期発見、早期治療が大切です。

検査の流れ

測定は、骨粗鬆症による骨折が生じやすい腰椎と大腿骨頸部の2か所で行います

腰 椎
ベッドに仰向けになり膝の下にクッションを入れた体制で撮影します

大腿骨頸部
仰向けのまま、両足を伸ばし専用の固定具で少し内股にした状態で撮影します
検査時間は5~10分ほどです。

検査終了後に解析を行い、測定結果をお渡ししますので
検査室の外でお待ちください。

注 意 事 項

・腰回りや股関節付近に金属やボタンなどがある場合は、脱衣、あるいは検査着に着替えていただきます。

○以下の項目に当てはまる場合は、検査ができないことがあるため事前にお知らせください。
・妊娠中やその可能性がある
・腰椎の骨折や股関節の骨折により、金属で骨を固定している
・同日に造影剤を使用した検査(CT、MRIなど)やRI検査をしている
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