リソースナースとは
ある特定の看護分野において必要な教育課程や研修をとおして、熟練した看護技術と知識を修得し、看護協会、機構、団体などの組織が認定する資格(専門看護師、診療看護師、認定看護師)をもった看護師や、「特定行為に係る看護師の研修制度」に基づいた研修を修了(特定看護師)した看護師です。
院内外において看護の専門分野の知識・技術を活用し、看護職員や他の医療従事者への啓発活動を行うとともに、患者さんに直接ケアを提供することを通して、看護ケアの質保証に貢献することを役割としており、当院でも多くのリソースナースが活動しています。
当院では、10名のリソースナースが在籍しており、それぞれが高度な専門知識と豊富な経験を活かして、看護現場をサポートしています。リソースナースは、新人看護師への教育や指導に加え、医療チーム全体の技術向上に貢献します。また、複雑な症例や特殊なケアが必要な患者さんに対しても適切なアドバイスや指導を行い、質の高い医療の提供を支えています。スタッフや患者さん双方にとって信頼できる存在として重要な役割を担っています。

リソースナース紹介
がん看護専門看護師
下川 亜矢
がん看護専門看護師は、がんを患った方およびそのご家族の看護を行うスペシャリストとして活動しています。
患者さんの身体的・精神的苦痛の緩和や、どのようにがんと共生していくかなどの意思決定支援を行っています。現在、外来化学療法室で抗がん剤治療を受ける方のケアを中心に行っており、病気による症状や、治療による副作用を和らげ、その人らしい生活がおくれるようサポートしています。
また、遺伝性乳がん卵巣がん症候群やリンチ症候群といった遺伝性腫瘍の方をサポートする遺伝カウンセリング外来も担当しております。患者さんとご家族に常に寄り添い、今後もがん看護の向上に努めたいと思います。
がん化学療法看護認定看護師
松園 享子
がん化学療法看護認定看護師として、がん化学療法を受ける患者さんが治療を安全に受けることができるように、副作用症状のマネジメントを行いセルフケアができるように支援しています。
私は、現在6階病棟に勤務しており、他のリソースナース、多職種と連携を取りながらチーム全体で、患者さんがその人らしい生活をおくれるように支援しています。また、後進育成のため伝達講習や現場での教育も行っています。
がん化学療法に関する質問や勉強会の依頼も受けておりますので、どうぞお気軽にお声をかけてください。
がん薬物療法看護認定看護師
高根 友樹
がん薬物療法看護認定看護師として、患者さんが安心して経口薬や点滴のがんの治療が受けられるよう、副作用の予防やセルフケアの実践に対する支援を行っています。
様々ながんにより、長期間の治療を受ける患者さんの治療意欲やモチベーションの支えになりたいと思い看護を実践しています。これからも多様な背景の患者さんやご家族のご希望や意思に沿った看護と治療の提供ができるように尽力していきます。
感染管理認定看護師
元田 裕子
感染症の動向を監視し、院内感染の早期発見、早期対応ができるように活動しています。また、職員への感染管理に関する指導や、相談の対応を行っています。
院内だけでなく、他施設の感染管理者と連携をとり、地域医療施設における院内感染防止のお役に立てるよう活動しています。院内外を問わず、相談者から問題解決したという声をお聞きすると、とても嬉しく感じます。他施設にお伺いし、感染管理に関する講義も行っておりますのでどうぞお声をおかけください。
皮膚・排泄ケア認定看護師
村田 美智恵
創傷ケアでは、褥瘡(床ずれ)や瘻孔などに対して問題に対するアセスメントとケアの実践、予防を含む管理・指導を行っています。褥瘡においては、院内の褥瘡管理を行い、他職種で構成される褥瘡回診チームのメンバーとして褥瘡対策管理を行っています。また、ストーマ造設患者さんの術前から術後のケアを支援し、退院後は外来で継続的に介入しています。失禁ケアでは、スキンケアを中心に対応しています。
褥瘡やストーマケアを在宅で支援している医療者の方への相談は、いつでもお受けできますので、お気軽にご相談下さい。
緩和ケア認定看護師
倉本 麻美
緩和ケアは、がんと診断されたときから始まる体と心の苦痛を和らげるケアであり、がんの治療と一緒に始まります。治療の過程や終末期に経験する体や心の様々な苦痛に対して、少しでも症状が緩和し、自分らしくよりよい生活が送れるよう院内の緩和ケアチームのメンバーと協力しながら支援しています。
治療や療養について、患者さん、ご家族と話し合いながら意向に沿った意思決定ができるよう支援いたします。
井本 あゆみ
緩和ケアは、患者・家族の苦痛に対して診断時からの介入が必要とされています。
それぞれの患者・家族の苦痛を理解し、その苦痛が和らげられ、QOLを維持できるように緩和ケアチームや、病棟・外来スタッフと協働し、支援いたします。
精神科認定看護師
松尾 清隆
日本精神科看護協会の精神科認定看護師を取得し、質の高い精神科看護の実践・相談・指導・知識の発展への貢献に努めています。元々依存症の領域を専門にしており、薬物・アルコールのみならず、ギャンブル・ネット依存・摂食障害などの支援を行っておりました。現在は、精神科リエゾンチームの一員として、各病棟に入院中の精神的援助が必要な患者のケアを行っています。
ご相談がある場合は、どうぞ声をおかけください。
診療看護師
古家 景子
小児プライマリー領域の診療看護師(NP)です。
診療看護師(NP)は、5年以上の実務経験後、看護系大学院で医学的知識や技能の教育を受けた看護師です。医師と相談しながら一定の範囲の診療行為を提供することができ、診療と看護の能力を発揮し活動しています。小児看護における教育的関わりや後輩育成にも力をいれています。
新生児センターに所属し、お子さんやご家族が安心して笑顔で過ごせるような看護を心がけ、退院後も医療的ケアを必要とする児と家族に対する支援を中心に行っています。新生児のみならず小児に関するご相談はいつでも何でもお声かけください。
網田 真利子
プライマリ・ケア(小児)領域の診療看護師です。
小児科病棟・新生児センター・小児科外来と、子ども達に関わる場所で横断的に活動しています。入院時から退院後の在宅療養まで、お子さんやご家族に寄り添った医療と看護がチームで提供できるよう支援していきたいと思います。

