国立病院機構 小倉医療センター

   臨 床 研 究 部
小倉医療センター臨床研究部は平成16年4月、国立病院の独立行政法人化に伴い、院内標榜として誕生しました。 平成20年4月より正式な臨床研究部として発足し、それぞれの研究室で臨床研究の充実を目指しています。
発足以来、第1号から第19号の研究業績年報を発行し、第4号より医局(医師)以外 (看護部、薬剤科、放射線科、検査科、栄養管理室、理学療法室 等)の業績も掲載し、各部門ともそれぞれの特徴を 生かしたレベルの高い研究発表を行っています。

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令和4年度臨床研究部研究業績年報が完成しました!!こちらよりご覧下さい
過去の研究業績年報はこちらよりご覧ください!!

国立病院機構の理念

私たち国立病院機構は国民一人ひとりの健康と我が国の医療の向上のためにたゆまぬ意識改革を行い、 健全な経営のもとに患者の目線に立って懇切丁寧に医療を提供し質の高い臨床研究、教育研修の推進につとめます。

設 置 理 由

科学的根拠に基づく効果的な医療を確立するため、臨床研究を推進しその成果を発信することを目的として臨床研究部を設置する。 臨床研究を推進し、国民の健康維持、疾病治療の発展に寄与することは独立行政法人国立病院機構の使命である。当院も機構の一員として、 臨床研究を通じ、医学、医療の発展に貢献できることを強く望むものである。
当院の特色を活かした分野において、機構の他施設と協調しつつ高レベルの臨床研究を行う目的で当院に臨床研究部を設置するものである。

目 的

臨床研究部は医学・医療の発展に貢献し、国民の健康維持と疾病治療の発展に寄与することを目的として、 全国の独立行政法人国立病院機構および他の医療関連施設との共同研究を推進し、各政策医療分野を主体とする総合的な臨床研究を行う。

臨床研究の推進

国立病院機構の141病院のネットワークを活用して臨床研究を進め、診療の科学的根拠となるデータを集積するとともに、 情報を発信し、これらにより、我が国の医療の質の向上に貢献する。具体的には、「ネットワークを活用したEBMのためのエビデンス づくりの推進とそれに基づいた診療ガイドラインの作成」を行うこととしており、そのために大きく分けて、2種類の臨床研究を推進することとしている。
 一つは、「一般臨床に役立つ独自の臨床研究の推進」、すなわち、「国立病院機構が行うEBM推進のための大規模臨床研究」であり、 一般臨床に役立つエビデンスづくりを実施するため、国立病院機構のネットワークを活用した観察研究等を主体とする国立病院機構独自の臨床研究を行うものである。
 もう一つは、「政策医療ネットワークを活かした臨床研究の推進」であり、各政策医療分野において、EBM推進のために臨床研究計画を作成し、 これに基づいて臨床研究を行うものである。

組 織

臨床研究部 部長:大野 拓郎
臨床腫瘍研究室  ・がんの臨床的研究および疫学的研究にあたる
  室長:河邉 顕
病態生理研究室  ・種々疾患の病因および発症機序の解明に関する研究にあたる
  室長:日髙 孝子
病態病理研究室  ・種々疾患の病理学病理学的研究にあたる
  室長:草野 弘宣
病態画像研究室  ・画像診断法の開発と臨床応用に関する研究にあたる
  室長:野見山 弘行
病態治療研究室  ・種々疾病の治療法の開発および評価に関する研究にあたる
  室長:趙 成三
治験管理室  ・治験(Ⅱ~Ⅳ相)実施のための各種業務にあたる
  室長:大野 拓郎

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