当院のご紹介
信頼に応える総合病院として
国立病院機構 小倉医療センターは、九州の玄関 北九州市小倉南区に所在する病床数400床を持つ総合診療施設です。21の診療科を有する総合病院として、幅広い疾患の患者さんを受け入れています。
北九州市の地域医療を担う大型病院として責務を果たすとともに、 国によって機能付与された政策医療(がん、肝疾患、精神疾患)を実施しています。また、準政策医療(周産期・未熟児医療・内分泌代謝疾患)、救急医療も活発に行っています。
敷地内には緑が多く、心和む癒しの環境を提供しています。
当院の特長
Feature 1高度先進医療に対応する地域医療支援病院
地域医療支援病院とは、紹介患者さんに対する高度先進医療や救急医療の実施を通じて、かかりつけ医を支援する能力を備えた病院のことです。
当院に登録されている診療所や病院は約1000施設あります。政策医療としてのがん・肝疾患・精神疾患など、各診療機関からの病診連携によりご紹介頂いた患者さんの高度先進医療・救急診療について責任を持って対応いたします。初診から6ヶ月を経過した慢性期の患者さんは、登録医療施設に紹介させて頂きます。紹介させて頂いた患者さんの救急診療に関して、当院が責任をもって対応いたします。
Feature 2広範囲な診療分野に対応する総合病院
当院は、21の診療科と、疾患に応じて複数の診療科で連携して対応する8つのセンター(消化器病センター、精神・神経センター、肝臓病センター、成育医療センター、血液・糖尿病センター、救急センター、小児神経センター、骨・運動器センター)を有し、急性期から慢性期、さらには予防医療まで幅広く対応しています。各科の専門医や看護師が連携し、患者さん一人ひとりに最適な治療プランを提供しています。また、最新の医療技術と設備を導入し、迅速かつ正確な診断と治療を実現しています。
多岐にわたる診療分野を網羅することで、地域の皆さまが安心して医療サービスを受けられる環境を整えています。病気の予防から治療、リハビリテーションまで、一貫したケアを提供する総合病院として、地域医療の中心的存在を目指しています。
Feature 3いつでも断らない小児診療
少子化に伴い、全国的には小児科のある病院は減少傾向にあります。こどもの数は減っていますが、医療を必要とするこどもたちがいなくなることはありません。また、求められる医療は多様化しており、それぞれの子どもにあった医療を考えていくことが大切です。
当院では、24時間365日、小児科専門医と経験豊富なスタッフが常に待機し、急な病気やケガに対してもすぐに対応できるような体制を整えています。夜間や休日でも安心して受診できる環境を提供し、緊急時だけでなく、初診から継続的な治療、さらにはフォローアップまで一貫したケアを行います。また、地域の小児科・産婦人科の先生方と連携し、途切れない安心のできる診療を心がけています。
Feature 4充実した体制の周産期医療
周産期とは妊娠22週から生後満7日未満までの期間を指し、周産期医療とはこの期間の母体、胎児、新生児を総合的に連続的に取り扱う医療です。
当院の周産期医療は、最新の医療設備を備え、リスクの高い妊娠や分娩にも対応できる体制を整えています。高度な専門知識を持つ産科医、新生児科医、助産師、看護師が一体となって、お母さんと赤ちゃんの健康を見守ります。
また、産前教育や母親教室を通じて、妊婦さんとその家族に対するサポートを充実させています。出産後も母子の健康管理や育児支援を継続的に行い、親子の健やかな生活をサポートします。
病院理念
“この街には、この病院があるから住みたいと思われるような病院を目指します。”
私たちは、地域の皆さまの健康と福祉を最優先に考え、安心して生活していただくために、質の高い医療サービスを提供します。地域社会との連携を大切にし、地域住民のニーズに応じた医療を提供することで、「この病院があるから安心して暮らせる」と感じられるよう努めています。
小倉医療センターは、地域の皆さまに信頼され、愛され続ける病院を目指します。
当院のシンボルマークについて
基本理念を表現した当院のシンボルマークです。
小倉医療センターの「K」をイニシャルに、「組織は人なり」の考えのもとに「人」という文字をデザイン化したものです。
色彩は当院の敷地に木々の緑が多く、患者や家族が「ほっ」とした時間をもてる癒しの環境となっているので、木々の緑と近郊の紫川の清流の水色と職員の病む人への愛情をワインレッド色で表しています。
基本方針
人間性あふれる病院を創ります
患者さん一人ひとりに寄り添い、温かく思いやりのある対応を心がけています。患者さまの想いを大切にし、心から安心して治療を受けられる病院を目指しています。また、職員同士のコミュニケーションを大切にし、働きやすい環境を整えることで、関わる全ての人の笑顔であふれる病院を創ります。
専門性・独創性を追求し、高度・良質な医療を提供します
常に最新の医療技術と知識を習得し、専門性を高める努力を続けています。医療の独創性を追求し、革新的な治療法を導入することで、患者さんに最高水準の医療を提供します。医療スタッフの継続的な教育と研修を行い、専門的なスキルを磨くことで、質の高い医療サービスを提供し続けます。
地域社会と密接な連携を通して、地域社会に貢献します
地域の医療機関や福祉施設、行政機関と密接に連携し、地域全体の健康と福祉の向上に努めています。地域住民のニーズに応じた医療サービスを提供し、健康教育や予防医療の推進を行います。地域社会との結びつきを深め、住民が安心して生活できる環境づくりに貢献することで、地域医療の中心的な存在を目指します。
効率性、経済性等を踏まえた病院運営を目指します
限られた医療資源を有効に活用し、効率的で経済的な病院運営を行います。医療の質を維持しながら、コスト意識を持って業務を遂行し、持続可能な医療提供体制を確立します。無駄を省き、業務プロセスの改善を常に図ることで、患者さんに対して迅速かつ的確な医療サービスを提供します。また、透明性の高い運営を行い、地域社会から信頼される病院を目指します。
私たち国立病院機構は、国民一人ひとりの健康と我が国の医療向上のために、たゆまぬ意識改革を行い、健全な経営のもとに、患者さんの目線に立って懇切丁寧に医療を提供し、質の高い臨床研究、教育研修の推進に努めます。