現在募集中の治験
当院では、以下の治験を実施しており、患者さんを募集しています。
診療科 | 疾患名 | 募集状況 |
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精神科 | 統合失調症 | 募集中 |
消化器内科 | 潰瘍性大腸炎 | 募集中 |
現在、当院では「健康な成人」を対象とした治験(第Ⅰ相試験)は、実施しておりません。
お問い合わせ窓口
治験管理室 |
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093-921-8881 |
治験とは
新しい「くすり」が使用出来るようになるにはさまざまな試験を行い有効性や安全性を調べる必要があります。 その中でも、ヒトで行う試験を「治験(ちけん)」と呼んでいます。 この「治験(ちけん)」を行い、国(厚生労働省)から認められなければ「くすり」として使用を認められません。
そのため、当病院でも製薬会社より依頼を受けて、多くの治験を実施しております。 同じ病気で悩んでいる人々により良いお薬を提供するためにも、治験に参加していただける患者さんのご協力を必要としています。
薬が誕生するまで
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STEP.01
- 基礎研究
- 将来薬となる可能性のある新しい物質の発見や科学的に作り出すための研究を行います。
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STEP.02
- 非臨床試験
- 薬の有効性や安全性を確認するため、動物(ネズミ、ウサギ、イヌ等)試験を行います。
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STEP.03
- 第Ⅰ相臨床試験
- 少人数の健康な成人を対象に、安全性を調べます。また、どのくらい体内に吸収されるか、排泄されるかを調べます。
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STEP.04
- 第Ⅱ相臨床試験
- 少人数の患者さんを対象に、有効性や安全性、薬の使い方を調べます。
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STEP.05
- 第Ⅲ相臨床試験
- 安全性の確認が進み、多人数の患者さんを対象に、有効性、安全性、薬の使い方の最終的な確認を行います。
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STEP.06
- 承認審査
- 基礎研究や臨床研究のデータをもとに、厚生労働省が薬として認めるかが審査されます。
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STEP.07
- 新薬誕生
- 厳しい審査を通過し、有効性や安全性が認められたものだけが新薬として製造・販売されます。
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STEP.08
- 製造後販売調査
- 新薬として認められた後も、有効性や安全性を確かめるための調査期間が設けられます。